その他

樋状根 根管治療 CT マイクロスコープ

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル樋状根の根管治療の治療の様子を動画にまとめた上動画にご質問を頂きました。

根管治療時のCTの有用性についてのご質問です。
CTは必要か?マイクロスコープは必要か?CTはホントに見えるのか?
などについて回答させて頂いております。

詳しくは以下の文章あるいは当院のyoutubeチャンネルをご参照ください!


今まで治療を受けた歯科と比べて、ここまで素晴らしい治療を保険診療でも出来るのかと感服致しました。

スタッフの皆様の質もトップクラスだと思います。とても素晴らしいです。

CT今回樋状根ということでしたが、術前のCBCTで樋状根やMB2.MB3は確実に検知出来るものなのでしょうか?

CBCTでも見えないものが実際にマイクロスコープで診て、初めて見つかるということがあるのか気になりまして…。ご回答頂けますと幸いです。

コメントありがとうございます! 当院のスタッフへのお褒めのお言葉まで頂き恐縮しております。重ねてありがとうございます。

「術前のCBCTで樋状根やMB2、MB3が”確実に”検知できるものなのか」とのご質問に回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

症例にもよりますが、”確実に”検知できるとは言い難いと感じております。

レントゲンやは3次元を2次元に落とし込み、「概略」を表示してくれる素晴らしい診査機器です。

しかし、像が重なることや引きのばして表示さているため、CTと比較すると精度に欠けるといえるでしょう。

言うならば、「世界地図」でしょう。端っこは引き伸ばされています、実寸ではありません。

それと比較してCTを云うならば、「Google map」でしょうか(笑)
実寸に近く、立体でもみることが可能になってきていますよね。

グーグルマップより精度が高いですね、CTは! CTはおそらくではありますが、最小で80ミクロン程のスライス幅で撮影可能です。

像が重ならず、実寸に近い表示が可能となります。 しかし、それ以下の大きさのものは写りません。 60ミクロン以下の根管を確実に検知するのは難しいでしょう。

我々歯科医師もそうですが、診査機器の捉え方をちょっと、間違って解釈している傾向があります。 CTなどの診査機器があれば大丈夫、全部分かる!と思いがちですが、その像を診て、どう判断するのか?は歯科医師の知識と技術と経験にかかってきます。

これはマイクロスコープにもいえることでしょう。 同じ景色が見えていても、その異常に気づける人と、気づけない人がいます。これは何事にもいえることです。

マイクロスコープとラバーダム

では、こういった診査機器をどのように活用するのが正しいのでしょうか?

診査機器とは、歯科医師が患者様の病状、視診、問診より得られた情報をもとに”仮説”を立て、 ”仮診断”を行い、その裏付けを見つけるためのもの、後押しをしてくれるものと私は捉えています。

「CTで樋状根を見つける」 「CTでMB2やMB3を見つけた」 ではなく、 「下顎第2大臼歯は樋状根の可能性がある、その根管形態と根管数はどのようになっているのだろうか?CTでそれを術前に見ておいた方が安心した治療ができるだろう、患者様も安心だろう」 「この大臼歯にはMB2やMB3が高い出現率で認められるはず、歯根の形態からも疑いがありそうだ。CTを撮影してみよう」

このような撮影の仕方でないと、見えるものも見えません。

知識のなきものに、その景色は見えないのです。

ct 根管治療 神経を残す治療「CBCTでも見えないものが実際にマイクロスコープで診て、初めて見つかるということがあるのか」 CBCT撮影前に、何を目的として撮影しているのか?何を探そうとしているのか?が必要でしょう。

MB2はCBCTでは写らないことがありますが、上顎第一大臼歯80%、上顎第二大臼歯で60%の高い確率で存在しています。残念ながら、肉眼で見つけることは非常に困難です。
https://miyazaki-dentalclinic.com/23615

そのため、「CBCTでは見つからないものが、マイクロスコープで”初めて”見つかる」ということは”無い”でしょう。

最初からその存在を疑わない歯科医師にはどんな診査治療機器を使用しようと見えません。

しかし、「MB2の存在を疑って、CBCTを撮影したけど写らなかった。でも歯根の形態をみると、その存在がCTより疑われる。実際にマイクロスコープで見ると、やはり在った!」ということはよくあることです。

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矯正治療とかみあわせ

当院のYoutubeチャンネル以下の動画に、矯正治療とかみあわせについてご質問をいただき、回答させて頂きました。その内容を供覧させて頂きます。ぜひご参考ください。

《 ご質問 》

宮崎先生は虫歯治療をした患者さんで全体の噛み合せや歯列がズレている人が歯列矯正をした場合としない場合ではやはり違い(老後の歯の残本数など)は生まれると思いますか?

 自分も虫歯治療をいくつもしていて、決して歯並びが良いとは言えないので歯列矯正をしてみようかな..もし歯列矯正で歯の健康に繋がるなら、と思ってはいるものの、どうなんだろう。お金も時間もかかるし..もしそんなに変わらないのなら、と素人なので悩んでしまいます。

あと歯列矯正をした方が今後 歯科医院さんでのクリーニングや治療という場合も歯列矯正でしっかりとしている歯並び 噛み合せの患者さんの方が先生や歯科衛生士さん的にもやりやすいのかな..?とここも疑問です。

《 当院の回答 》

回答させて頂きます。

①『宮崎先生は虫歯治療をした患者さんで全体の噛み合せや歯列がズレている人が歯列矯正をした場合としない場合ではやはり違い(老後の歯の残本数など)は生まれると思いますか?』

→ 口内の病気は3つです。従って、歯を失う原因も3つということになります。

それは「むし歯、歯周病(歯槽膿漏)、かみあわせ」です。

むし歯と歯周病は、唾液中に存在する細菌の感染症です。そのため、「口内に細菌が多い人」は「むし歯」や「歯周病」になり易いでしょう。

細菌の多い患者様は、矯正治療によりクリーニングしやすい歯並びを手に入れますが、同時にクリーニングしづらい矯正治療期間により、むし歯を多発する方もいらっしゃるのが現実です。

歯列矯正が終われば、口内をブラッシングしやすい環境が整います。

むし歯や歯周病の主たる原因となる「食べ残し、汚れ」です。歯列矯正をすることで、ブラッシングで清掃しやすい環境が整えば、歯を失う原因は少なくなるでしょう。

老後の歯の残本数にも違いが生まれるのではないでしょうか。

歯並びが悪くなる原因は、ただ単に歯の並びが悪くなったのではなく、「生活習慣」「遺伝的要因」などが強く関連しています。食事の仕方、呼吸、姿勢、癖、性格など、本人が気づかない「習慣」により、歯並びが形成されます。
https://miyazaki-dentalclinic.com/16265

まじめで実直、何事もしっかりやり遂げる性格の方は、歯並びが混んで、かみあわせが深くなっている方が多いです。また、温和で大らかな方は、上下のかみあわせは浅く、すきっ歯だったり、上前歯が出ていたりすることあります。

良くも悪くも、その方の性格・生活習慣が歯並びに反映していることが非常に多いかと思います。

そのため、そういった「性格や生活習慣の積み重ねの浅い」幼少期、成長期にの矯正治療は、非常に有効であると感じております。

最近では、成人になってからの矯正が多く施術されるようになっています。

歯科医院での症例数も多くなっていることから、他院で上手くいかない症例を拝見することもしばしばです。そのような症例の共通点は、「生活習慣、姿勢、態癖」などを是正することなく「歯並びだけ」を理想形に治そうとしている点です。
https://miyazaki-dentalclinic.com/12239

歯並びは、そのヒトの特徴であり、個性であると思います。歯並びを短所と考えるのではなく、長所と考えた方が心持ちは豊かであり、たとえむし歯になっても、適切に対処すれば問題はすぐに解決です。歯並びは、短所ではなく、個性であり、その方の積み重ねた結果といえるでしょう。

年齢を重ねることで、その個性も色濃くなり、矯正治療も困難なことが多いように感じています。
https://miyazaki-dentalclinic.com/9385

そのため、成人矯正をご希望の患者様には、必ず生活習慣のアンケートや全身姿勢の検査などを行いつつ、治療に臨むようにしています。時には矯正治療をおススメしないこともございます。
https://miyazaki-dentalclinic.com/11538

矯正治療の利点と欠点をよくよく考えて、欠点を大きく補う結果が得られるのであれば、成人矯正に意味を見いだせるのではないでしょうか。

「歯並びが悪くとも、歯を失わずに毎日美味しく御食事されている健康な患者様。」

当院に多くいらっしゃいます。皆さま前向きな笑顔の素敵な方ばかりです。

時にはむし歯治療が必要となる場合もあります、やり直し治療が必要となる場合もあるでしょう。定期的に歯科医院を通院してチェックしていれば、大きな問題とはなりません。


②『歯列矯正をした方が今後 歯科医院さんでのクリーニングや治療という場合も歯列矯正でしっかりとしている歯並び 噛み合せの患者さんの方が先生や歯科衛生士さん的にもやりやすいのかな..?』

→ 確かに、歯並びがキレイな方、問題の少ない方のクリーニングはし易いです。

でも、歯科医院にご通院頂く患者様のほとんどは、いろいろと問題のある方ばかりです。
なので、歯並びが悪くても、かぶせものが沢山入っていても、どんな問題でも対応できるのが歯科医院の歯科衛生士ですのでご安心下さい。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

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覆髄・断髄の基準とは?《歯の神経は残せるのか?》

当院のYoutubeチャンネルへのご質問 》

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル「先生の動画を何度も見て勉強させていただいています。マイクロ診療の必要性を改めて実感し、この度、開業と併せて購入予定です。いつか先生のように高度医療を患者さんに提供できるよう頑張りたいと思っています。質問なのですが、お恥ずかしながら露髄した際は術後疼痛を懸念して麻抜即根しているのですが、断髄や覆髄の診断基準はどういったところでしょうか?ご教授いただけると幸いです。」

当院のYoutubeチャンネルの上動画に、歯科医師の先生よりご質問を頂きました。

以下にその回答について供覧させていただきます。

「歯の神経を残せるか否か?」「根管治療は必要か?」といったご質問を患者様より多数いただきます。そういったご質問にお応え出来る回答となっております。

歯科医師の先生への回答であるため、少々専門用語もありますが、ご理解いただける内容となっております。ぜひご参考ください。

《 当院の回答 》

コメントありがとうございます。

ご開業、おめでとうございます!準備が大変でしょう!私も昨年移転開業の年でしたので、診療しながら新医院の立ち上げ、旧医院の後始末、非常に苦労しました。ぜひ頑張ってください!またご開業に合わせてのマイクロスコープの導入、素晴らしいですね!患者様も喜ばれることと思います!

ご質問頂いた内容に回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

露髄した際は術後疼痛を懸念して麻抜即根しているのですが、断髄や覆髄の診断基準はどういったところでしょうか?」
(※露髄=むし歯治療中、むし歯を削り取ることで、歯の神経に達し、露出すること)

断髄覆髄の診断基準を語る前に、「なぜ術後に痛みが生じるのか?」または「なぜむし歯が痛むのか?」を明確にする必要があるでしょう。

(※ 断髄=感染した歯の神経の一部を取り去ること、覆髄=露出した神経を薬剤で保護すること)

痛みの原因は、歯を削ったことによるものではなく、「細菌の感染」です。

細菌が感染していることにより、歯に炎症反応が起こり、血液が供給され様々な反応が起こる。それが痛みや違和感、しみるといった症状として認識されます。

たとえば、ラバーダムを装着していない状態で、むし歯の治療中に露髄したとしましょう。その状態でCRやセメントで覆髄し、後日、インレーを装着します。いわゆる保険治療の通常の流れでしょう。
(※ CR=コンポジットレジン樹脂、歯の色をした詰め物)

このような症例で、後日、「しみる」「少し痛む」「違和感がある」といった症例が散見されます。当院にはこのような症状を訴えて、多くの患者様が来院され、そのやり直し治療をさせて頂いておりますが、ラバーダムを装着して、インレーを取り除き、マイクロスコープで覆髄部を観察すると、ほぼ間違いなく「むし歯の取り残し」が認められます。

当院では、これに対して、齲蝕検知液でむし歯を染色し、むし歯を残さず削り取り、たとえ「露髄・断髄」したとして徹底的に取り除きます。その後は、MTAにて覆髄し、コンポジットレジンで周囲を修復します。このように処置すると、後日、患者様には「しみる」「違和感」「痛む」といった症状は嘘のようになくなります。

補綴後、しみる、痛む、違和感といった症状が残っている症例の共通点として、

・肉眼で治療していること
・ラバーダムを使用していないこと

この2つが挙げられます。

肉眼では、齲蝕検知液による微かな染色部位が見えないのでしょう。

また、ラバーダムを装着しないと、術中の感染予防が不適切であること、またMTAなどの覆髄後のコンポジットレジンの重合が不十分(CRは水のある環境下では十分な重合は得られません)となり、後日、未重合の部位より感染するのでしょう。
(※MTA =https://miyazaki-dentalclinic.com/22195)

Kakehashiの論文からも、むし歯は感染症であることは1970年代より明白です。https://miyazaki-dentalclinic.com/21898

むし歯は細菌の感染を取り除けば、削り取れば治ります。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

つまり、露髄したとしても、そこに感染がなければ痛みはおさまります。

細菌感染が残存しているから、生体はそこに血液を流し、感染を取り除こうとするのです。その免疫反応により、「痛み」「しみる」「違和感」が生じるのです。

そのため、当院では、神経に至るような・露髄しそうなむし歯治療の際、その旨を患者様にレントゲンでご説明し、あらかじめCTを撮影させていただき、病状をご説明させて頂いております。

ct 根管治療 神経を残す治療レントゲンでは3次元を2次元に落とし込むため像が重なり、概略は説明できますが、明確な診断は困難です。CTであれば像が重なることがないため、むし歯がどの程度進行しているか、明確に患者様にみて頂くことが可能です(メタルが入っている場合は取り除いてから撮影しています)。

肉眼での治療において、治療中に露髄した場合は、麻酔抜髄しての即根充が最善の治療法であり、先生のご選択されている方法は患者様にとって最高の治療法です。

もし今後、先生が深いむし歯治療に望まれる際は、患者様に「歯の神経の大切さ」をご説明して下さい。その上で、レントゲンやCTを撮影させて頂き、ラバーダムを付けて治療に望まれてください。多少の費用が掛かろうとも、患者様は必ず喜ばれることでしょう。そんなに難しいことではありませんので。

ラバーダムさえ装着してしまえば、術中の感染はあり得ません。あとは今ある感染を取り除くだけです。できればマイクロスコープがあったほうが良いですが、なければ高倍率の拡大鏡ルーペで治療に臨まれてください(8倍以上は必要となるでしょう)。

拡大鏡ルーペでも十分に見えるとおっしゃる歯科医の先生もいらっしゃいます。

マイクロスコープは光源と視線が一致していること、また視野が固定されていることで、ルーペより明確に術野を確保できます。(ルーペは術者の頭部の揺れが視野に影響を与えますが、マイクロスコープではそれがありません。たとえるならば、「揺れているテレビ」と「揺れていないテレビ」を見て、どちらが見やすいか?といったところでしょうか)

このように、まずむし歯を徹底的に取り除ける環境(マイクロスコープとラバーダム)が整った上で、『断髄や覆髄の診断基準は?』ということになります。

神経を残せるか否か?の判断基準はこちらのリンクをご参照ください。
分かりやすく説明させて頂いております。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

「術前の問診と患者様の症状」で、神経を残せるか否か?を上記のリンクの表と照らし合わせると術前にある程度推断することが可能です。

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

細菌の感染が拡大し、
①「不可逆性歯髄炎」「歯髄壊死」の場合は根管治療が必要であり、
② それ以外、たとえむし歯が深くても、たとえ露髄しても、たとえ一部神経を取り去る断髄をしたとしても根管治療は必要ないということになります。

①は根管治療が必要であり、細菌の感染を取り除くには適切な治療です。
②の症例は神経を残すべく治療に臨む価値の在る症例といえるでしょう。

むし歯の深さとその治療法について 従来の肉眼による治療法とマイクロスコープによる治療法の違いとは 深いむし歯 神経に達しているむし歯でも歯の神経は残せる

簡単な判断基準でかなり信頼性のあるチェック項目として以下のものが挙げられます。

1. これまで鎮痛剤を服用するほどの痛みがあったか?鎮痛剤を服用したか否か?
2. 噛むと痛むか?

https://miyazaki-dentalclinic.com/wp/wp-content/uploads/24ebca050ef1f770719a93695d608256.jpg

むし歯が神経に達すると、可逆性歯髄炎となりますが、これはむし歯を取り去ることで容易に健全な歯髄に戻ります。神経を取る必要はありません。この時の痛みは一過性で、痛み止めを服用するほどのものではありません(上記の②)。

感染が徐々に進行し、歯髄炎が治まらない状態(不可逆性の歯髄炎)となると、拍動性のズキズキとした痛みとともに、その炎症の拡がりにより、咬合痛(噛んだ時の痛み)も生じるようになります(上記の①)。

症状から診断する神経を残せるか否か?について
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

細菌感染は徐々に進行し、歯髄炎の範囲も徐々に進行します。

マイクロスコープ 歯の神経を残す治療 根管治療しない 出来るだけ残す 抜かない その根拠 治療法 1

複数の根管(大臼歯など)であれば、むし歯に近い根管は歯髄壊死し、他の根管は生きているということあります。大臼歯で根尖病変があるのに冷たいものがしみる?というのはまさにコレです。

「不可逆性の歯髄炎」では痛みが強く、鎮痛剤が必要となります。
これをやり過ごすと、歯の神経が「歯髄壊死」となり、痛みは消失します。
神経が死んでいるため、血液供給がなくなることがその理由です。

しかしそれを放置すると、歯周組織へと炎症は波及し、歯ぐきが腫れるなどの痛みが再度生じます。咬合痛や違和感もあるでしょう。

そのため、上記の1.2.の症状の既往歴があるか否か?が神経を残せるか否かの簡単な診断基準となるのです。つまり「覆髄の診断基準」となります。

断髄の診断基準は、上記の「不可逆性歯髄炎」「歯髄壊死」以外であれば断髄可能です。

ラバーダムとマイクロスコープを活用して、齲蝕検知液でむし歯を染色し、変色部分も含めてむし歯を削り取ります。露髄し、もし一部神経が壊死しているようであれば、壊死部位を取り除きます。いったん出血しますが、健全な神経であれば出血は10分以内に治まります。

むし歯を取り除いたにも関わらず、歯髄壊死部を取り除いたにも関わらず、10分以上出血している、出血部位が歯髄本体からではなく、歯髄と根管壁との境目から(つまり、根尖からの出血が疑われる=根尖性歯周炎が疑われる)の場合は、根管治療が感染の拡大が広範囲であると判断し、根管治療に臨みます。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

「齲蝕検知液・むし歯をどこまで削るのか?」について
https://miyazaki-dentalclinic.com/22122

歯の神経を残す治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/21762

歯の神経を残す治療や根管治療に関するご質問への回答
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

根管治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/14599

的を得た回答とならず、長文になってしまってすみません。
この回答が、先生のご参考になれば幸いです。
コメントありがとうございました!
ご開業おめでとうございます!頑張って下さい!

メール相談 歯科歯医者 かみあわせ 根管治療 神経を残す治療 マイクロスコープ

 

 

 

セカンドオピニオン 費用 《深いむし歯・神経に近い・痛む》

ご相談内容

昔、虫歯(鏡で見ると黒い点に見え大きくないように思えましたが神経に近かったようです)を〇△大学附属病院で治療し、神経には到達していないため神経はとらず、削ってから詰め物をして治療しました。ですが 5, 6ヶ月くらいした10月末に夜寝る時の痛みが出始め、まだ耐えられないほどではないので少し遅めの11/13に〇△歯科大学に予約をとりました。ですが今日11/5の朝、これまでは夜だけだったの に朝に痛み、しかもかなりの痛みで、冷水を含まなければ強い痛みが生じる状態でした。そのため9時に〇△歯科大学にあわてて急患ということで連絡し、昼過ぎにかみ合わせの調整と薬の処方箋を出して貰いました。ですが実は連絡の30分後にはこれまでの夜くらいの痛みには 何故か落ち着いていました。11/13の予約はまだ保持してあるままで、そこで本格的に診察して治療方針を決めるとのことですが、もし抜髄となったときに先生のご意見をうかがいたく思っています。抜髄かどうかの診断は安価に行えるのでしょうか?

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

「抜髄かどうかの診断は安価に行えるのでしょうか?」

当院は保険医療機関です。初診時は保険証をお持ちであれば保険診療で拝見しております。以下リンクをご参照ください。よろしくお願い致します。

初診の流れ※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて) 必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

初診時は、レントゲン診査など、基本的な検査を行います。費用は¥3,000~¥4,000-かと思います。

患者様からのご希望、当院で必要と推察した診査などがなければ費用は上記のみではないかと思います。

CTレントゲンは3次元を2次元に落とし込むめ、概略の診査にはとても有効ですが、詳細なる診査はCTがより有効です。
以下のリンクをぜひご参照ください。その有用性を知っていただけるかと思います。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17776

当院ではCT診査料として¥3,800-のご負担を頂いております。
必要であれば、ご希望があれば撮影し、診査させて頂きます。
その際は、あらかじめお知らせした上で行いますので、ご安心下さい。

ご質問にはありませんでしたが、症状の変遷をお知らせ頂きましたので、推測の域を出ませんが、
現在の病状についてお話しさせて頂きます。

歯の神経を残せるか否か、根管治療は必要か?については以下のリンクの表をご参照頂くと、現在のご自身の病状とそれに必要な治療法が推測可能です。ぜひご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

上記お問い合わせ内容の「症状の変化、推移」の文中に①~④の数字を添付しております。

①~④は、本メールに添付致しました表にも同様に添付しております。
は神経近いむし歯に対して覆髄治療を施しました。
この際に、マイクロスコープやラバーダムの使用が為されていたでしょうか。
の際にむし歯が(細菌感染が)残っていると、病状が進行することがあります。
では病状が進行し、神経の炎症、歯髄炎のような症状が発現しているようです。
ではその炎症が強くなり、治まることのない「不可逆性歯髄炎」となっているように推察致します。
 神経が炎症により死んでしまうと、歯髄壊死となります。この時、これまであった激痛は嘘のようになくなります。

この①~④の症状を推移しているように見受けられます。

また、かみしめやくいしばり、噛み合わせの問題でも「似たような症状」が発現する場合もございます。

実際に拝見していないため、推測の域を出ませんが、あまり痛みが治まらないようであれば、また、歯ぐきが腫れたりする症状があれば、御担当頂いております先生にご相談頂ければ幸いです。

回答は以上となります。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて) 必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

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MTA&マイクロスコープ 保険治療と比較《費用・違い》

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル宮﨑歯科医院のYoutubeチャンネルにご質問を頂きました。

そのご質問は、「マイクロスコープやMTAによる治療と保険治療との比較、値段の違い」についてです。

以下に、ご質問頂いた動画、そのご質問内容と当院の回答を供覧させて頂きます。ご参考いただければ幸いです。

ノーカット版ありがとうございます。 早送り見やすくていい感じだと思いました。 最後にこの患者さんのインレーをはめるところも見たかったです。 それと、マイクロスコープやMTAは普通の治療よりお金を取られるイメージがあり、 やはり患者として一番気になるのはお金だと思うので、無理はしなくていいですが、 特に保険治療との値段の違い、を載せてくれると嬉しいです。

コメントありがとうございます! インレーをはめる動画、後日まとめて配信できればと思っております。

「マイクロスコープやMTA」。歯医者さんとしては、患者様にとって最善の治療法をご提案しているのであって、お金を取っているつもりはないのですが(笑) たしかに高いかもしれませんね(笑)。

歯の神経をとる デメリット 神経を残す取らない抜かない方法治療法歯の神経を残す治療は、保険治療で云うならば「覆髄処置」といいます。

インレーやコンポジットレジン樹脂を充填する際に”付随して”行う治療と「保険診療」では「厚生労働省」が考えているようです。

ラバーダムやマイクロスコープ、MTAといった先進機器や材料は、「保険」には残念ながら組み込まれていません。現在の「保険システム」は戦後の国民皆保険制度導入より基本変わってないように見受けられます。

奥歯にセラミックを入れることが「保険」でできるようになったようですが、歯科医院の採算が全く合わないことと(これ、本当に不思議ですよね)、そのクラウンの精度に疑問があることから、導入を見合わせている医院が多いようです。

覆髄処置は、保険で確か200円~300円ほどだったかと思います(3割負担の患者様であれば、60円~90円でしょう)。

ラバーダムシートやそれを固定するクランプ、MTAそしてマイクロスコープなどは非常に高価な機器器材です。残念ではありますが、とても200円程ではできません。その点のご理解が患者様に行き渡っていないのが現在の「保険診療」の問題といえるでしょう。

「ノーカット動画」でもお分かりのように、肉眼では見えない細菌感染を取り除くのがむし歯治療です。それにはマイクロスコープが必要であり、それ以上に「知識と技術と”治療時間”」が必要です。

このような現状の中、なんとか患者様のために一生懸命、治療してくれているのが日本全国の歯科医師の先生方といえるでしょう。

費用 神経を残せる否か?その判定基準はなにか?マイクロスコープで診る 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA当院ではラバーダムなどの感染予防器材費用として1症例¥5000-程の器材代を1回のみ、患者様にご負担頂いております。

MTAも同様5000円程です。 できるだけご負担の少ないようにしておりますが、これが現在の保険診療の現状といえるでしょう。

歯は一度削ってしまっては元には戻りません。 多少の費用が掛かったとしても、一度の治療で終われば、やり直し治療が起こらなければ、費用対効果は高いものではないか?と当院では考えています。

現在の日本の歯科治療の80%がやり直し治療であることを考慮すると、マイクロスコープやラバーダムなどの徹底した治療が、やり直しを防ぐ非常に大切な治療機器、治療法であることがよく分かります。 

現在、マイクロスコープやMTA、ラバーダムによる歯の神経を残す治療と同等の”保険診療”は残念ながらありません。そのため比較することも難しいでしょう。

治療費用も非常に大切ではありますが、それ以上に一本の歯の神経が残ること。残ることでその後、神経を抜くこと(=根管治療)がなくなり、またクラウンなどの被せものをしないで済むことを考えると、その治療効果は、費用の事を含めたとしても、絶大なるものであると当院では考えております。

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マイクロスコープ 根管治療 《抜歯したくない》

《 ご相談内容 》

こんにちは、幼少より虫歯があり実家近所の歯科医で抜歯しました。以降50年以上虫歯に悩まされております。幸い、痛みは無いものの奥歯の殆どが根管治療済、抜髄済で30年経過しております。
最近、

①ストレスからか根管奥の歯槽骨内が膿んでいる模様です。こんな状況でも治療可能でしょうか?
②市内の根管治療の先生にも年齢的に難しい。と言われております。
③尚、歯周病はそれほど酷くないようです。
④マイクロスコープで治療が可能かご相談したいと思います。
よろしくアドバイスお願いします。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

① ストレスからか根管奥の歯槽骨内が膿んでいる模様です。こんな状況でも治療可能でしょうか?

かみあわせ 咬合 かみあわせ専門医 噛み合わせ 歯科 歯医者ストレスから根管奥の歯槽骨内が膿んでいる場合、“かみあわせ”に問題があることがほとんどです。

上下の噛み合わせをチェック頂ければ幸いです。

以下のリンクをご参照頂き、奥歯がどのように接触しているか?ギリギリした時も接触しているかをチェックしてみて下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/11517

また、歯槽骨内が膿んでいるとのこと。根尖病巣(病変)の存在が疑われます。
以下に当院の「根管治療」の診断基準とそれに対する治療法を表にしております。
ご参考頂ければ幸いです。
https://miyazaki-dentalclinic.com/19451

 

「こんな状況でも治療可能でしょうか?」

皆さまから頂くご質問ではございますが、それぞれ言葉の“意味合い”が異なるようですのでご確認とご説明をさせて頂きます。

おそらく、「再治療をして、元に戻せるでしょうか?」との意味合いかと推察致します。
つまりは、「抜歯しなくても大丈夫ですか?」とのことでしょう。

当院には抜歯基準がございます。以下のリンクをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/25415

抜歯基準 なぜ抜歯するのか なぜ抜歯が必要か?


② 市内の根管治療の先生にも年齢的に難しい。と言われております。

当院では「年齢的に難しい」という理由で治療をお断わりしたことがございません。
しかし、加齢に伴い、全身的な疾患を患うことで、治療はできても改善が思わしくないことはあるかもしれません。「年齢的」というのが、何をさしてご診断されたのかを知りたいところです。

 

③ 尚、歯周病はそれほど酷くないようです。

抜歯基準のリンクをぜひご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/25415

歯周病とマイクロスコープについてまとめております。こちらもぜひご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24141

④ マイクロスコープで治療が可能かご相談したいと思います。

当院のマイクロスコープによる治療をyoutubeチャンネルでご紹介させて頂いております。ご来院の前に、ぜひご参考ください。
https://www.youtube.com/c/宮崎歯科医院

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

当院のマイクロスコープ根管治療についてです。あわせてご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/23892

根管治療 動画で説明マイクロスコープでの治療は特別なものではありません。

見えない時に「メガネ」をかけるように、より見えるようにするために「マイクロスコープ」を活用しているのです。

より見えるため、患者様が治療中に口を開いている時間が長くなりますが、それさえできればマイクロスコープによる治療は可能でしょう。

マイクロスコープの使い方 ポジショニング ミラーテクニック

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
ご希望の際は、当院までご連絡ください。03-3580-8110

初診の流れこの回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ
(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矯正とかみあわせのご相談

ご相談内容

長文失礼します。 ワイヤー矯正を3年間行い噛み合わせ不良を発生し、今年の5月から再矯正を行なっているのですが症状がさらに悪化し貴院のいろんな角度からの治療方法に惹かれご意見を伺いたくメールを送らせていただきました。症状としては、息が苦しい・声が上擦ったり思うように出せない・睡眠不良・常に緊張している感じです。現在通っている病院では過咬合で奥歯が内側に傾いているのでそれを改善するためにインビザライン+輪ゴムによる矯正を行なっております。しかしこの治療を始めてからさらに声が出しにくくなったり、上の前歯が乾いて舐めないといけなくなったり、違和感があって噛み締めたり、顔のバランスに違和感が出るように感じます。先生に相談してもじゃあワイヤー矯正に変えようかと軽く言われました。私のような症状は治療可能なのでしょうか?

メール相談 歯科歯医者 かみあわせ 根管治療 神経を残す治療 マイクロスコープ

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

ご相談内容より、大変ご苦労を重ねてきているご様子と推察いたします。

現在感じていらっしゃる症状が、すべて「かみあわせ」によるものか否かは判断しかねますが、

「息が苦しい」
「常に緊張」
「過咬合」
「奥歯が内側に傾いている」
という文章より、「かみしめ」や「くいしばり」が強く、舌の居るスペースが小さくなっていることが疑われます。

https://miyazaki-dentalclinic.com/10801
こちらのリンクの画像をご参照くださるとわかり易いかと思います。

かみしめ くいしばり 舌のスペース 歯が倒れる 傾く 矯正  

舌のあるべきスペース(体積、容積)が小さくなると、舌の居場所がなくなり、舌は喉に押し込まれ、息苦しさや発音のしづらさ、頸部の緊張を伴います。

そのため、今治療してくださっている先生は、インビザラインを使用して内側に傾いた奥歯をまっすぐにして、舌のスペースの確保を試みていらっしゃるようです。

インビザラインを装着することで、さらに舌のスペースが小さくなるため、感じていらっしゃる症状が更に強く感じることがあります。

インビザラインの矯正治療が進むことで、歯はまっすぐに並び、舌のスペースも確保されてきます。そのような症状は少しずつ緩解してくるでしょう。

また、「ワイヤー矯正に変えた方が良い」という先生のアドバイスは、矯正治療中の「舌のスペース」確保を目的としたものです。

ワイヤー矯正は歯の外側に装置(ブラケット)がつくため、舌の居場所を邪魔しません。

適切なアドバイスではないかと推察しております。

また、ワイヤー矯正は、インビザラインと比較して、精度の高い歯の調整が可能であること、つけっぱなしであるため持続的に矯正力が歯に加わり、矯正のスピードも速いなどの利点もございます。

担当医の先生はしっかりと考えてくださっているようです。
今一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

その他に感じている症状につきましては、単純にかみあわせだけが原因ではないことが当院の考え方です。
患者様の日常生活習慣、精神的ストレスなどにより、その「全身姿勢」は様々に変化します。
以下にその内容についてご説明させて頂いております、ご参考ください。

かみあわせと全身の姿勢の関連について
https://miyazaki-dentalclinic.com/16265

生活習慣(態癖について)
https://miyazaki-dentalclinic.com/12239

生活習慣 態癖 かみしめ くししばり 顎関節症 かみあわせ

矯正治療と合わせて、全身の身体を整える(疲労を回復してあげる)カイロプラクティックや整体治療などを行うことで、現在感じている症状は和らぐかもしれません。

回答は以上となります。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎

多くの患者様より切なるご相談を頂いております。できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問につきましては当院までお越しくださいます様お願い致します。

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)
必ずご一読ください。

※ 初診の流れ (必ずお読み下さい)

 

 

 

 

銀歯が痛む 神経を残せるか?症状でチェックする方法

本動画は、10年前に治した銀歯(メタルインレー、神経のある歯)が強く痛みだし、しばらくして痛みが治まったものの、ジーンとした違和感が続いた症例の治療の様子です。

本動画をみて頂くことで
〇『神経を残せるか否か?根管治療が必要か?』を「症状」からチェックする方法
〇 当院の根管治療の様子
〇 マイクロスコープによる治療の実際
などを知っていただけます。ぜひご覧いただきご活用ください。

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

本症例は、術前の症状で「ズキズキした痛み」と「全く痛みがなくなる」という経験をされていました。

これは、細菌の感染により神経が炎症を起こし、「ズキズキとした痛み」を感じ、その後、神経が壊死し始めたため、痛みがなくなったことを示す所見です。

そのため、術前に根管治療の可能性をご説明した上で、治療に臨みました。

露髄 根管治療が必要 むし歯が神経に近い 達している

覆髄材(神経を保護する薬)を外すと、周囲はむし歯となっており、神経は露出していました。これを露髄といいます。

露髄周囲のむし歯を取り去りつつ、感染した神経も取り去ります。
感染部分を取ることが出来れば、出血は治まりますが、本症例では止血しませんでした。このような炎症の治まらない病状を「不可逆性の歯髄炎」といいます。

以下の画像がその様子です。

不可逆性歯髄炎 根管治療が必要な神経 神経をとったほうがいい症例 マイクロスコープ ラバーダム

患者様としては「何とか神経を残せないか?」とのご希望で来院されていました。
当院でもそのご希望は叶えて差し上げたいのですが、むし歯は「細菌の感染症」です。
感染を残しつつ神経も残すことはできません。薬でどうこうできるものでもありません。

感染による炎症が治まらない状態(不可逆性歯髄炎)や神経が死んでしまっている(歯髄壊死)状態では神経は残らないため、これ以上の感染拡大を予防すべく根管治療が必要となります。

そんなご希望をお持ちの患者様には、術前・術後だけでなく、術中の動画を撮影し、その病状を術後ご説明させていただいております。

皆さん、ご自身の病状を実際に見ることで、治療内容に納得されていらっしゃいます。

また、当院ホームページのブログを事前にみて頂き、当院での治療の様子を知っていただいた上で治療に臨まれる患者様もいらっしゃいます。

当院のホームページやyoutubeチャンネルをご活用いただければ幸いです。

宮崎歯科医院では、マイクロスコープを活用した精密歯科治療を通して、患者様のお役に立てるよう日々の臨床に取り組んでおります。

一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療。当院の目標です。

宮崎歯科医院 youtubeチャンネル

 

 

 

 

保険でマイクロスコープ ラバーダム?なぜすぐ神経を抜くの?

当院のyoutubeチャンネルに頂いたご質問とその回答を供覧させていただきます。

患者様皆さまが一度は考えたことのある質問ではないでしょうか?

ぜひご参考ください。

宮崎歯科医院 youtubeチャンネル


《ご質問内容》

「マイクロスコープを使った治療って保険適用じゃない歯医者さんがほとんど、もしくはマイクロスコープがないラバーダム使用しない歯医者さんばかりですが、なんでなんでしょうか? だいたいすぐに神経抜いてしまいますよね…」

 

頂きましたご質問に①~③の番号を付して、以下に回答させていただきます。

①マイクロスコープを使った治療って保険適用じゃない歯医者さんがほとんど。

②もしくはマイクロスコープがないラバーダム使用しない歯医者さんばかりですが、なんでなんでしょうか?

③だいたいすぐに神経抜いてしまいますよね…

 

① マイクロスコープの保険適用について

マイクロスコープの使用が保険で適用できる場合もあります。

以下の2例に限り、保険診療が適用されます。

・下顎第2大臼歯 樋状根の根管治療の際

https://miyazaki-dentalclinic.com/23626

https://miyazaki-dentalclinic.com/24674

・歯根端切除術

https://miyazaki-dentalclinic.com/22325

当院youtubeチャンネル 歯根端切除術
https://youtu.be/28lNOlWQONA

根管治療+歯根端切除術+オールセラミックスクラウン
https://miyazaki-dentalclinic.com/20975

これ以外の歯科治療では、未だ保険治療では認められていません。
これは、歯科医院個人個人が決めているものではなく、国が認めたものです。

当院のように、それでも何とか患者様の病状を回復するために、マイクロスコープを使って治療に臨んでいる医院もありますが、一部負担金あるいは保険外(自費)の根管治療メニューを用意して、対応しているのが現状です。

保険と保険外治療の根管治療の違いについて(表)
https://miyazaki-dentalclinic.com/wp/wp-content/uploads/717e70dfd37efe0fb29af4511ab1fd6d.jpg

保険と保険外(自費)の根管治療の違いについて わかりやすく説明

(マイクロスコープを活用した根管治療で使用する薬剤、治療機器などは非常に高価なものが多く、保険診療費用の枠を大きく超えることがほとんどです。)

当院の保険外治療と保険治療との費用について
https://miyazaki-dentalclinic.com/23190

②マイクロスコープがない、ラバーダムを使用しない理由

1)マイクロスコープがない 理由

1.高価である

現在の日本の根管治療の保険診療代金は、非常に安く、海外の先進諸国の歯科事情とは比較にならないほど低下価格なものといえるでしょう。そのため、日本国民にとっては、非常に助かる診療システムです。

しかし、その日本の保険治療項目は、戦後つくられた国民皆保険制度そのままが踏襲されており、日進月歩する歯科医学とはかけ離れているのが現実です。「痛みなどを取る、最低限の治療」が、現在の保険診療システムといえるでしょう。

対して、マイクロスコープは一機、600万円~1000万円です。
マイクロスコープでの治療には、それに伴う専用の治療機器・器材が必要となります。
繊細な治療となるため、治療時間も必要です。

神経を残せるか否か?現在の症状からチェック
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

保険と保険外(自費)治療の根管治療の違いについて
https://miyazaki-dentalclinic.com/23190

 

2.マイクロスコープを活用するには技術と適切な治療コンセプトが必要。

UCLA正式プログラム 認定 根管治療 修了証マイクロスコープがあれば良い治療ができるとは限りません。

「素晴らしいフライパンがあれば、必ず美味しい食事が出来るとは言えない」のと同じです。

食事をつくるのは、「人」であって、フライパンではありません。

適切な治療には、適切な治療コンセプトが不可欠です。

当院ではアメリカUCLAの歯内療法専門医の治療コンセプトに従い治療に臨んでいます。

マイクロスコープ ラバーダム 保険治療 根管治療 神経を残す抜かないできるだけ治療

2)ラバーダムをしない理由

ラバーダムの使用率は、数パーセントです。当院では100%ラバーダムを装着し治療に臨みます。
保険診療にてラバーダムを装着しない理由は、保険診療にその項目がないからでしょう。

当院では根管治療の際、必ず麻酔を行いますが、患者様のお話しを伺うと、麻酔をせずに根管治療をする医院が非常に多いようです。

麻酔なしでラバーダムを装着すると痛みが生じる可能性があります。また、そのひと手間や必要な道具を揃えることが、現在の日本の保険診療報酬とは見合っていないため、その導入ができない歯科医院がほとんどなのでしょう。少ない保険診療収入で、なんとか工夫をして治療を行っているのが、現在の日本の保険診療システムといえるのではないでしょうか。

③「だいたいだいたいすぐに神経抜いてしまいますよね…」

マイクロスコープとラバーダムを装着した治療環境を整えることができない場合、治療する歯の「神経の炎症状態やその生死」を肉眼で診査・診断し、その神経を生かせるか否かを判断することは不可能です。

当院のマイクロスコープを活用した神経の精査、神経が生かせるか否か?を以下のリンクで分かりやく解説しております。ご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22037

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

マイクロスコープとラバーダムを活用した神経の精査ができない治療環境では、

〇むし歯が神経近くまで進行していることがレントゲンで分かる
〇露髄(むし歯は歯の神経に至っていることが目で見て分かる)が認められる

このような所見が認められたら、早期に、これ以上の細菌感染拡大を予防するために、「根管治療」(感染している可能性の高い神経を取り去ること)をすることが、「その歯を守る」適切な治療方法といえるでしょう。

マイクロスコープのない治療環境では、「すぐに神経を抜いてしまう」といった安易な判断ではなく、「限られた治療環境・治療条件における適切な判断、手際のよい治療」と見方を変えるのが妥当な考え方といえるでしょう。

以前はマイクロスコープはありませんでした。そのため、すぐに神経を取り、それ以上の感染拡大を予防することには「正義」がありました。

しかし、現在ではマイクロスコープに限らず、素晴らしい治療機器が日々開発され実用化されています。

歯科医療に限らず、すべてにおいて、日々暮らしは進化し便利になっています。

その進化を受け入れ選択するか、従来の方法を選択するかは、個人個人の価値観で選べる時代です。

当院では、日進月歩の歯科医療の最先端を患者様に提供できるよう、日々、医院の治療環境を整え、日々の臨床に取り組んでいます。

このyoutubeチャンネルも、当院の取り組みをお知らせする1つの場です。

このようなコメントを頂けることは非常に有難く、多くの方々に有用なご質問といえるでしょう。

長文となりましたが、回答は以上です。この回答がお役に立てれば幸いです。よろしくお願い致します。宮崎

宮崎歯科医院 youtubeチャンネル

 

 

 

youtubeチャンネル 根管治療のご質問

宮﨑歯科医院のYoutubeチャンネルに、根管治療についてご質問を頂きました。
こちらの転載させていただきます。ご参考ください。

宮崎歯科医院 youtubeチャンネル

はじめまして質問させて頂きます、2ヶ月ほど前に通っている歯科クリニックにてラバーダムを行わず神経を抜く治療して頂き、その歯の治療で何回か通い順調に進んだとおしゃっていましたが、神経のない殆どセラミックの歯の状態ですが、一度うまくいけばその歯は今後悪い症状になることはないのでしょうか?根のトラブルはよくあるようですが、どのくらい期間でトラブルが現れるのでしょうか?因みに詰め物と神経が近く噛む力で神経が負けたて痛みが生じたと説明がありました。

こちらこそはじめまして。 コメントをありがとうございます。

神経を抜く治療(根管治療)でのご通院、大変お疲れ様でした。

順調に進まれたとのこと、良かったですね(^^)

ご質問に回答させて頂きます。

神経のない歯に今後悪いことが起こるとするのであれば3つ考えられます。

① 再度むし歯や歯周病になる
② 再根管治療
③ 歯が折れる

①につきましては、そうならないように、しっかりと歯ブラシしていただき、定期的に歯医者さんでチェックして頂いてくださいね。

② この度の治療は順調に進まれたとのことで心配はないでしょう。しかし、根管治療が不十分であると、感染が残っており、後に再度根管治療が必要となる場合がございます。

③ かみあわせが強くあたっていると歯根が折れてしまうことがあります。加齢と共に歯は擦り減ります。定期的に歯医者さんでチェックしてもらってくださいね。

根のトラブルは上記の3つでしょう。 ①と③は長期的に生じて来るものです。 ②は治療後から違和感や痛みがあるので早々に分かります。レントゲン診査で分かるのは術後6カ月ほどが目安です。

気になる際は、歯医者さんに相談してみてくださいね。 回答は以上です。 ご視聴ありがとうございました。 コメント、励みになりました!今後もぜひご視聴ください。

(以下の動画にコメントをいただきました。ありがとうございました!)