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「治る歯髄炎」と「治らない歯髄炎・歯髄壊死」の比較、判断基準とは?

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

細菌は徐々に深く進行し、歯の神経(=歯髄)に感染、炎症、壊死させます。
(→むし歯の進行についてはこちらをご参照ください)

歯の神経が、細菌感染により死んでしまうことを「壊死」といいます。

感染した神経・壊死した神経は取り去らなくてはなりません。

では、神経を取らなくてもいい場合(=可逆性歯髄炎)と神経を取るべき場合(不可逆性歯髄炎)の症状の違いは何でしょうか?

ここに、Ricucciらの報告があります。当院では、この報告の基準を参考に診断基準の「ひとつ」とさせて頂いております。

可逆性歯髄炎の基準(神経を取らなくても治る可能性の在る症例)
・ 自発痛の既往がない
・ 冷水痛、甘味痛があってもわずか
・ 歯髄生活試験(神経が死んでいるか否か)が正常範囲内、
 または温度診の異常があってもわずか
・ 誘発刺激による痛みが、刺激除去後、数秒以内で消失
 (たとえば、冷たいものを食した後、しみて、すぐに症状はなくなる)
・打診痛なし(たたいても痛くない)
・ レントゲン写真で根尖部に透過像(根尖病変)がない
以上の判断基準を複数満たす場合、96%の確率で神経を残すことが可能であると文献には記載されています。

不可逆性歯髄炎の基準(神経を取る治療をすべき症例)
・ 痛みの既往がある
・ 鎮痛剤服用の既往がある
・ 誘発痛、自発痛が持続する(10分以上)
・ 夜間に痛みがある
・ 日常生活に支障のある痛み
・ 患者さんが痛みの原因となる歯を特定できない
・ 歯髄生活試験で異常な反応を示す
・ 誘発刺激除去後も痛みが持続する
以上の判断基準を複数満たす場合、84%の確率で根管治療が必要であると文献に記載されています。

上記の基準をご自身の症状と照らし合わせると、適切なる治療法をおおよそ知ることができるかもしれません。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

 

歯 セラミック 後悔 (都内新橋内幸町虎ノ門神谷町)

歯の治療は「精度」が大切です!
左右の写真(①と②)をみてください、違いが分かりますか?

奥歯の治療では、患者様が術後をしっかりと見ることができません。どんな治療が為されているのかを見ることは不可能でしょう。

①と②は別患者様の右下奥歯ですが、2症例共にオールセラミックスです。
①が他院で施術。②が当院で施術したオールセラミックス。同じ素材ではありますが、違いがあるのが分かります。

①ではオールセラミックスと歯と境界に「線」があります。
これは、隙間であり、色の違いです。
また、噛む面(咬合面といいます)には溝が彫り込まれておりません。平らです。

②ではオールセラミックスと歯との境界は分かりづらい。つまり色があっていますね。溝も彫り込まれいています。

歯は、上下の歯の凹凸が噛みあい、お互いが「点」で接触することで、小さな力でも効率的に噛むことができるようなっています。かみ砕いた食物は、「溝」に沿って流れて咽頭に送られるのです。
そのため、噛む面には点接触による凹凸が不可欠となります。これを作るのがとても難しいのです。

奥歯では分かりづらいですが、歯の色味を合わせることも大切です。本物に近い究極の偽物をつくることが、歯医者の責務です。

当院ではシェードテイクを行います。歯の色味を撮影し、担当技工士にその情報を送るのです。

隙間のないクラウンやインレーは、予防歯科的観点からもとても大切です。
むし歯や歯周病は、「唾液中に存在する細菌の感染症」です。
細菌の感染しやすい隙間は、むし歯や歯周病を再発させてしまいます。そのため、精度の高い治療がとても大切なのです。

下写真は、「歯の神経を残す治療」を行った後のオールセラミックスインレー装着写真です。

上症例の「神経を残す治療」についての詳細は、右写真をクリック・ご参照ください。

神経を残す際には、治療中に感染しないように「ラバーダム」を装着します。
そこまでして神経を残すのに、装着するインレーが、変質しやすい「銀合金」、壊れやすい「プラスティック樹脂製」では意味がありません。

細菌感染に対抗できる素材選びが必要です。それにはオールセラミックスが最適であることが世界共通のスタンダードとなっています。

当院ではやり直しのない歯科治療、一生に一度の歯科治療を目指し日々の臨床に取り組んでおります。日々精進です。


宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 

根っこの治療後 痛い 顔が腫れた (都内虎ノ門内幸町新橋霞ヶ関歯医者)

むし歯が深く、他院にて根管治療(根っこの治療、神経の治療)を受けた患者様。

治療後も痛みがつづき、噛むと痛かったため、担当医に告げると、「痛みが治まらなければ、抜いた方がいいですね」とのこと。

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むし歯が深く進行していたから、神経を取る治療をする。その目的は、「これ以上、感染拡げないように、つまりは歯を抜かないようにするため」のはず。なのに、根管治療をした上で、ダメなら抜歯??

抜歯が必要なほどむし歯が深く進行しているのであれば、術前に分かるはずでは?

患歯は上顎第2大臼歯。根管内を拝見すると、右写真のような状況。根管充填としては適切とはいいがたい。上手く治療ができなかった?が推察される有様。

上顎大臼歯が適切に根管充填されるとこちらのようになる→クリック

結論痛みの原因は、根管治療が適切に為されていなかったこと。以下の動画でよくわかります。

根管治療中に治療器具である「ファイル」が折れてしまうことは”しばしば”あります。
ステンレススチール製のファイルは250ミクロン以上の太さになると、急激にその柔軟性を失い、問題があるということが論文にも記載されています。

そのため、当院ではステンレススチール製のファイルは、80ミクロン、100ミクロン、150ミクロンの3種類、いずれも柔軟性のあるもののみをディスポーザブルで使用します。繰り返し滅菌消毒して使いません。使い捨てです

ファイルが折れたとしても、適切な治療コンセプトと治療オプションがあれば問題はありません。

前医の「痛みがなくならなければ、抜歯」という診断は、私から見ると「ミスジャッジ」といえますが、前医の治療コンセプトと治療技術では、「抜歯しか治療方法がなかった」のでしょう。そこに嘘はなく、それしか方法がなかったのだろうとは思いますが、患者様が歯科医師を選べません。

当院では、適切な治療コンセプトに基づき、治療環境を整え、日々の臨床に臨みます。歯科治療は日進月歩、勉強しないと置いていかれます。日々勉強です。
一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療。当院の目標です。

歯 根っこ/神経の治療後も痛い 腫れた (都内内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町)

「根っこの治療は終わりって言われました。でも痛みがなくなりません」

むし歯が深く、他院で根管治療(抜髄)を行い、治療は終了したとのこと。
しかし、ずーっと痛みが続いており、腫れもある。こんな状態で当院を受診されました。

左端が本症例の患者様のレントゲン写真。
本症例は下顎第一大臼歯。
右のような形態をしています。

上右真ん中のレントゲンが当院で根管治療前。この歯を根管治療すると、右端のようなレントゲン画像となります。

左端と右端、比べてください。
違いますね。

根管治療は、歯の内部の細菌感染を取り去る治療です。例えるならば、「えんとつ掃除」とでもいいましょうか。えんとつ内の汚れをキレイにし、その後、また汚れないように、えんとつを樹脂で密に封鎖する。これが「根管治療」です。

そのため、レントゲンでは右端のような、根管内を密に封鎖している画像になるはずなのです。左端、違いますよね。

ここからは、上動画をご参照ください。

根管治療は適切にされていませんでした。肉眼治療で見えなかったのでしょうか。残念ですね。また、密に封鎖する材料として「綿」が使用されていました。論外です。

適切に治療することで、翌日には痛みがなくなり笑顔になった患者様。良かったです!!

当院では、適切なコンセプトに基づき、適切な環境を整えて(マイクロスコープやCT、ラバーダムなどなど)、根管治療に臨みます。やり直しのない歯科治療、一生に一度の歯科治療を目指し、日々精進です。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した歯の神経を残す取らない治療最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 

むし歯の進行について (神経を残せるか否か?) 都内内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町歯科

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
(1965年に発表されたKakehashiらの研究は、このことを端的に説明しています)

歯の神経を「歯髄」といいます。歯髄のあるスペースを根管といいます。
そのため、神経の治療を、一般的に「根っこの治療」「根管治療」「神経の治療」呼びます。

細菌が感染した歯は、起炎物質により「歯髄炎」が生じます。
「ズキズキと痛い」
「ジーンと、ジワーっと痛む」
がその症状です。

その後、細菌が歯髄へ侵入すると、部分的に歯髄が壊死し、それが根尖方向へ(歯内部深く、歯根の先端の方へ)と進行していくのです。
「噛むと痛い」
「食事をすると痛い」
がその症状です。

むし歯は徐々に進行します。

歯の上部から(右図参照)、

① 細菌感染により歯髄壊死した部位

② まだ感染していないが、炎症が生じている部位

③ いまだ感染の影響を受けていない健康な歯髄

露髄したら根管治療(抜髄=神経を取り去ること)と診断される歯科医院が一般的ではないでしょうか?それは上左図の従来の昔からある考え方を根拠とする診断です。

当院では、そのような考え方ではなく、「感染により、歯髄が壊死しているか否か」で歯髄を残せるか否か、根管治療すべきか否かを決めています。

細菌感染している部位は、歯髄壊死が起こります。歯髄壊死した部位は取り除かなければなりません。(①は取り除きます)

この歯髄壊死の範囲に応じて、間接覆髄、直接覆髄、部分断髄、根管治療という治療法を適宜選択するのです。(②、③は神経を残します、取りません)つまり、当院では、むし歯が深いからといって、すぐに根管治療?という診断にはならないということになります。

一般的に、「現在の進行度合いがどの程度なのか?」を判定するため、以下のような診査・問診を行います。
・ 自発痛の有無
・ 咬合痛の有無
・ 打診痛の有無
・ 冷温水痛の有無
・ レントゲン写真の読影診査
根尖透過像の有無

これらの診査基準は一般的に使用されています。
しかし、その症状と病態、つまり感染程度・有無を的確に判断できる基準ではないことが論文で分かっています。そのため、ひとつの「指標」としては使用できますが、それをもって「神経が残せる、残せない」を判断することは正しいとは言えまないのが現状です。

ではどのようにして「歯髄を残せるのか否か?根管治療が必要なのか否か?」を
判定するのでしょうか?

ここに「マイクロスコープを用いた強拡大視野下での、歯髄の視診」が有効なのです。

歯髄(神経)に至るむし歯(=露髄)は良くないものであり、「神経に至るむし歯=抜髄」(抜髄とは根管治療、神経の治療のこと)というのが一般的な歯医者さんの診断でしょう。
確かに、露髄することは、感染のリスクが増え、歯髄を保存できるかは”歯科医師の技術に左右される”側面があります。

当院では、「露髄することは、歯髄を直接マイクロスコープで見ることのできる大きなメリットである」と考えています。即、根管治療という診断とはなりません。
直接歯髄をマイクロスコープで観察し診査することで、歯髄を残せるか否かの判断することが可能となります。

当院では、ラバーダムを装着、マイクロスコープ強拡大視野下において神経を残す治療を行います。

 

むし歯は細菌の感染症である(神経を残すには?) 都内内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町

歯の神経を残すにはどうすればいいのでしょうか?
根管治療はしなければならないのでしょうか?

「なぜ?むし歯の治療をしなくてはならないのか?」を知る必要があるでしょう。

「むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。」

そのため、歯髄(=歯の神経のこと)を残すことができるか否か?に最も大きな影響を及ぼすのが「細菌感染の有無」です。

1965年に発表されたKakehashiらの研究は、このことを端的に説明しています。

彼らは、「通常の環境で飼育されたラット」と「無菌状態で飼育されたラット」の歯を露髄(歯髄に至るまで歯に穴を開ける)させ、そのまま経過を観察・比較しました。

結果、通常飼育のラットでは、歯髄壊死が起きたのに対して、無菌状態のラットでは歯髄の治癒が得られ、その周りに硬組織の形成も認められました。つまり、「細菌の感染の有無が歯髄の治癒を決める」ことが、この研究より分かったのです。

むし歯を放置することは、細菌感染を放置することになります。
歯が侵され、溶けるだけでなく、周囲の歯槽骨をへと感染は拡大し、骨の炎症(根尖性歯周炎)へと波及します。

むし歯は細菌の感染症です。
進行具合に個人差はありますが、早期発見早期治療がとてもとても大切なのです。

 

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した歯の神経を残す取らない治療最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 

歯の神経(歯髄)を残すには? (都内虎ノ門内幸町新橋霞ヶ関神谷町歯科)

「神経を残す治療ってどんな治療だろう?」
「マイクロスコープの治療ってどんな治療だろう?」
「ラバーダムってなに?本当に必要なの?」

こんなご心配を抱えて来院される患者さまが多くいらっしゃいます。

上下動画は、当院での歯の神経を残す治療の実際の様子です。
編集することなくすべてを供覧しております。ぜひご参考ください。

むし歯が深く進行していたとしても、露髄(むし歯が神経に到達し、神経が露出)したとしても、歯の神経を残せる可能性があります。

歯の神経を「歯髄」といいます。むし歯が深く進行し、歯髄にまで到達する(=露髄)と、歯髄を取り去る治療をします。これを「根管治療」といいます(根管とは、歯髄の存在するスペースのことを云います)。根管治療は、「歯内療法」「根っこの治療」「神経の治療」と呼ばれています。

むし歯が歯髄にまで到達したら、必ず「根管治療」をしなければならないのでしょうか?結論は、Noです。必ず根管治療しなくてはならないわけではありません。

歯の神経をとる デメリット 神経を残す取らない抜かない方法治療法そこには、以下の3つの条件が必要です。

① 歯髄への細菌感染の有無
② 歯髄のバイタリティー
③ マイクロリーケージの有無

以下ご説明いたします。

 




① 歯髄への細菌感染の有無について

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。(根拠となる論文はこちらをご参照ください)
歯の表層から細菌は感染し、深部へ進行します。その感染の過程で、炎症が生じ、痛みを感じるようになります。

むし歯の判定基準、どこまで削れば良いのか?その基準は?⇒クリック

感染→歯髄の炎症→歯髄壊死というステップで徐々に進行するのがむし歯です。

「露髄=感染=歯髄壊死=根管治療」ではありません。この考え方は古い考え方であり、世界のスタンダードではありません。

感染が深く進行し、歯髄が壊死してしまった場合は根管治療が必要です。しかし、歯髄が炎症過程にあり、生きているのであれば、たとえ歯髄に至るむし歯であっても、感染を除去すれば治癒します。つまり根管治療は必要ありません。
細菌感染の有無は、目で診ることができません。むし歯を染め出す染色液でも不確実といえます。当院では、むし歯を染め出す染色液(齲蝕検知液)とむし歯の硬さを基準に、マイクロスコープで精査しながらむし歯を判定・削り取ります。

そのため、歯髄を直接診る(視診)することで、その判定をします。
そのためには、「マイクロスコープ」が必要です。

 

② 歯髄のバイタリティー

感染していたとしても、歯髄の生命力が強ければ、その感染に対抗できます。若年者や歯根の未完成の歯はその生命力が高く、多少露髄しても感染していないことが多々認められるため、余命を考慮しても、歯髄の保存に努める必要があります。

 

③ マイクロリーケージの有無

マイクロリーケージとは、微少漏洩 Micro Leakageのこと。歯科における微少漏洩とは、不適切な補綴物(インレーやクラウンなどのつめもの、かぶせもの)による隙間、材料の接着性の不足などによる隙間を通して、細菌が進入してしまうことを意味します。

 

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

隙間が認められるようなインレーやクラウン、化学的に変質する銀合金材料では、その隙間より再感染し、治療の長期的な予後に不安が残ります。

当院では神経(歯髄)を残す治療後には、化学的にも物理的にも安定した優れた材質を有する「オールセラミックス」による修復治療を強くおススメいたします。その際は、マイクロスコープを用いて精密な治療を行います。

当院でおこなった「神経を残す治療」の症例を日々報告させていただいております。

「自分の場合、神経は残せるのだろうか?」「痛みがあるけど、大丈夫かしら…?」ご心配が尽きないでしょう。

お困りの際は当院までご相談ください。また、当院のブログをご参照頂けると安心できるかもしれません。ぜひご参考ください。

むし歯の進行程度により、歯髄を残す方法は異なります

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です
(1965年に発表されたKakehashiらの研究は、このことを端的に説明しています)


(むし歯は徐々に進行します、すぐに神経は死にません。むし歯の進行についてはこちらをご参照ください)

歯の神経を「歯髄」といいます。歯髄のあるスペースを根管といいます。
そのため、神経の治療を、一般的に「根っこの治療」「根管治療」「神経の治療」呼びます。

細菌が感染した歯は、起炎物質により「歯髄炎」が生じます。
「ズキズキと痛い」
「ジーンと、ジワーっと痛む」
がその症状です。

その後、細菌が歯髄へ侵入すると、部分的に歯髄が壊死し、それが根尖方向へ(歯内部深く、歯根の先端の方へ)と進行していくのです。
噛むと痛い」
「食事をすると痛い」
がその症状です。

むし歯は徐々に進行します。

歯の上部から(右図参照)、

① 細菌感染により歯髄壊死した部位

② まだ感染していないが、炎症が生じている部位

③ いまだ感染の影響を受けていない健康な歯髄

露髄したら根管治療(抜髄=神経を取り去ること)と診断される歯科医院が一般的ではないでしょうか?それは上左図の従来の昔からある考え方を根拠とする診断です。

当院では、そのような考え方ではなく、「感染により、歯髄が壊死しているか否か」で歯髄を残せるか否か、根管治療すべきか否かを決めています。

細菌感染している部位は、歯髄壊死が起こります。歯髄壊死した部位は取り除かなければなりません。(①は取り除きます)


この歯髄壊死の範囲に応じて、間接覆髄直接覆髄部分断髄、根管治療という治療法を適宜選択するのです。(②、③は神経を残します、取りません)つまり、当院では、むし歯が深いからといって、すぐに根管治療?という診断にはならないということになります。

歯の神経を残す「直接覆髄法」とは何か??

一般的に、「現在の進行度合いがどの程度なのか?」を判定するため、以下のような診査・問診を行います。

・ 自発痛の有無
・ 咬合痛の有無
・ 打診痛の有無
・ 冷温水痛の有無
・ レントゲン写真の読影診査
根尖透過像の有無

これらの診査基準は一般的に使用されています。
しかし、その症状と病態、つまり感染程度・有無を的確に判断できる基準ではないことが論文で分かっています。そのため、ひとつの「指標」としては使用できますが、それをもって「神経が残せる、残せない」を判断することは正しいとは言えまないのが現状です。

ではどのようにして「歯髄を残せるのか否か?根管治療が必要なのか否か?」を
判定するのでしょうか?

ここにマイクロスコープを用いた強拡大視野下での、歯髄の視診」が有効なのです。

歯髄(神経)に至るむし歯(=露髄)は良くないものであり、「神経に至るむし歯=抜髄」(抜髄とは根管治療、神経の治療のこと)というのが一般的な歯医者さんの診断でしょう。
確かに、露髄することは、感染のリスクが増え、歯髄を保存できるかは”歯科医師の技術に左右される”側面があります。

当院では、「露髄することは、歯髄を直接マイクロスコープで見ることのできる大きなメリットである」と考えています。即、根管治療という診断とはなりません。
直接歯髄をマイクロスコープで観察し診査することで、歯髄を残せるか否かの判断することが可能となります。

当院では、ラバーダムを装着、マイクロスコープ強拡大視野下において、MTAを使用したうえで、神経を残す治療を行います。

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歯の神経を残す治療のブログ

「歯の神経を取らないで残す!」

入れ歯、ブリッジではなく、インプラント治療を!
インプラント治療の前に、歯を抜かないように!
歯を抜くならば、骨が無くならないように抜歯を!抜歯即時インプラント手術を!
歯を抜かないために、歯周再生治療、マイクロスコープ根管治療、歯根端切除術を!
根管治療(歯の神経をとること)の前に、「神経を残す治療を!」

当院では、神経に至る深いむし歯でも、「神経を残す治療」を目指します。

神経を残すには3つの条件が必要です。
〇 細菌感染の程度
〇 歯髄(=神経)のバイタリティー
〇 その後の補綴の精度

(※補綴とはかぶせる、つめること)

当院の「神経を残す治療の取り組み」をブログで更新しています。
お困りの際はご参考ください。


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インプラント 新橋内幸町虎ノ門霞ヶ関神谷町の歯医者

インプラント治療は、埋め込むインプラントフィクスチャーのポジショニングが重要です。
(インプラントの構造についてはこちらをご参照ください)

「最終的にどのように治すのか?」というイメージから逆算し、”様々な問題点”を考慮した「最適なポジション」にインプラントフィクスチャーを埋入することが、インプラント治療を成功に導きます。

そのためには、むし歯治療、根管治療、歯周病治療、歯周再生治療、矯正治療、咬合治療(かみあわせ)などの”様々な問題点”を診査、診断し、多くの治療法の中から患者様にとって最適な治療法を模索する必要があります。


インプラント治療が難しいとされる所以はそこにあるのでしょう。

本症例は、3カ月前に抜歯即時インプラント手術を行いました。

上写真は2回目のオペが終了してヒーリングキャップが装着されて状態です。

黄色矢印の部分の歯肉の形態が未だ治癒過程にあり、イレギュラーな形態となっています。

まるで「歯肉炎」のような審美性では、そこに食べ物が溜まり易く、インプラント治療終了後に問題が生じてしまいます。

上右写真はインプラントの仮歯(プロビジョナルレストレーション)です。

この仮歯の形態を修正・調整することで、歯肉を自然な形態に整えます。その後、最終的な型どりを行い、治療は終了となります。

当院では、一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療を目標に日々の臨床に取り組んでおります。ご心配な方は、当院のインプラント失敗症例について書きましたこちらご参照ください。

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セラミック 奥歯 境目 色が違う 都内新橋内幸町虎ノ門霞ヶ関神谷町の歯科

下顎奥歯のオールセラミックスインレー(つめもの)。装着当初より「付けては外れて、付けては外れて」を繰り返されていたとのこと。
施術いただいた先生は、とてもいい先生だったとの患者様の温かいお言葉。外れても何度も何度も無料で付け直してくれたそうです。
施術してくださった先生の優しいお人柄が伺える温かなエピソードです。

でも、そもそも、装着当初より、なぜ何度も外れるのでしょうか?

当院の施術例と比較して頂ければ幸いです。(写真をクリックして頂けると拡大表示されます)

右写真のように、本来歯は凸凹しています。凸を咬頭といい、山のようになっています。その山々の間に凹、つまりミゾが形作られます。

上下の歯の咬頭が「点」で接触し、その「点」で、食物がかみ砕かれ、溝へ送られて咀嚼され咽頭へ流されます。噛む力が「点」に集束されることで効率よく、弱い力でかみ砕くことができるのです。

上下の歯は無数の「点」で接触しているのです。そのため簡単に咀嚼ができるのです。いうならば、「良く研げている包丁とまな板」「先端のとがった画鋲」といったところでしょうか。

付けては外れを繰り返している本症例では、凸凹がありません。つまり、まな板とまな板?で食物を咀嚼しているようなもの、先端の丸い画鋲を指し込もうとしているようなものなのです。

また、本症例では、インレーの外形(黄色の線)が判別できます。色の違いも分かりますね。これは「精度」が不十分であり、隙間があることが疑われます。これでは外れても仕方ないでしょう。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。食べ残しがあればそこに感染します。また詰め物かぶせもの(補綴物といいます)の精度が不十分であると、その「隙間」に感染しむし歯が再発します。


このようなプラスティック樹脂による治療をされている患者様も多いのではないでしょうか?境目が茶色に変色している方、いらっしゃるのではないでしょうか?左側の写真のようなプラスティック樹脂の充填では、むし歯になってしまいます。審美的にもキレイではありませんよね。歯ブラシしてもキレイになりません。

当院ではやり直しのない、一生に一度の歯科治療を目指し、日々精進しております。

「繰り返し外れる?」。そんなこと、あるわけありません。

宮﨑歯科医院では絶対にありません。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。