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歯が折れる 抜歯 都内虎ノ門内幸町新橋霞ヶ関神谷町歯科

以前に他院にて根管治療した歯を、当院にて再根管治療をして、ファイバーコア+ハイブリッドセラミックスを装着した患者さま。

治療した歯の歯ぐきが腫れて来院されました。
拝見すると、痛みはないのですが腫れており、精査の結果、歯が折れている可能性が高いことがわかりました。患者さまにその旨ご説明させていただき、ハイブリッドセラミックスを外したところ、歯根にヒビが入っていることがマイクロスコープで判明。抜歯させていただくこととなりました。

抗生物質を服用していただくことで腫れは治まったのですが、割れてしまっている歯根を残しておくと、周囲の歯槽骨が溶けてなくなってしまいます。患者さまと相談し、インプラントを見据えて、抜歯することとなりました。

根管治療+ファイバーコア+すり減りを許容できる素材ハイブリッドセラミックス。
ベストをつくしても、かみしめの力には負けてしまったのが悔しい。患者さまにも申し訳ない気持ちです。

最初の根管治療でベストを尽くせると成功率は90%以上。
(根管治療の成功率についてはこちらをクリック)
しかし、2度目以降の再根管治療歯成功率が60%台へと減少します。
対するインプラント治療の成功率は98%以上(当院は100%)、
しかし抜歯してのインプラント。しかし再根管治療して治癒経過が良くなく、周囲の歯槽骨をいたずらに失うと、その後に行うインプラント治療は困難を極めます。

治療のゴールをどこに見定めるかによって、正しい治療方針と治療方法は変わってくるのです。治療に対するご希望は皆、さまざま。当院ではコミュニケーションを大切に日々の診療に臨んでいます。

抜歯にならないためには、

〇できるだけ神経の抜かない治療を
(→詳細はこちらをクリック)

徹底した根管治療

治療とならないように予防で当院を受診していただければ幸いです。

インプラント治療について(保険外治療・自費治療)

治療内容

人工の歯の根をあごの骨に埋め込み、それを土台として人工の歯を作製します。

入れ歯やブリッジ治療とは違い、固定源があごの骨なので、咬合力が強く、他の歯に影響なく、欠損部分に人工歯を補綴することが可能です。

標準費用(自費・税別)

45万円(1本あたり)

インプラント治療は保険が適用とならないため注意が必要です。

治療期間・回数

インプラントの治療期間は、およそ数ヶ月~半年以上(手術内容・方法による)です。治療内容は、下記の①~⑤のような流れとなっています。

①カウンセリング~治療の検査・計画

②1次手術

③2次手術

④人工の歯を作製・装着

⑤定期検診(半年に1回程度)

インプラント治療では、2回の外科手術を行います。

1次手術でインプラントの埋入を行い、2次手術で土台を設置します。この土台は、アバットメントといわれ人工の歯を装着するために必要なものです。

1次手術と2次手術の間には、埋入したインプラントと骨の結合を確認するため、約3~6ヶ月間の治療期間があります。

口腔内の状況や治療内容により異なります。

メリット

歯を欠損された患者様がインプラント治療を行うことで、再びしっかりと強く咬め、美味しく食事を楽しめるようになります。隣の歯を削る必要もなく、ブリッジや入れ歯と比較して安定性に優れています。発音がしやすくなったり、セラミック歯で見栄えよく仕上げることができるので、笑顔に自信が持てるようになったりまします。

副作用やリスク

治療には手術を伴います。重度の歯周病がある場合脱離のリスクが高くなります。体質等によりインプラントと骨の定着が困難な場合があります。骨の状態により増骨等の処置が別途必要になります。全身疾患の持病がある場合は主治医にご相談ください。

また、埋入後に口腔内の衛生管理を怠ると、インプラント周囲炎に罹り、健康な天然歯が歯周病で抜けるのと同じように抜け落ちてしまう可能性があります。

インプラント治療のリスク

インプラント治療における主なリスクは下記の3つです。

①血管損傷

②神経麻痺

③手術後の腫れ・痛み

血管損傷・神経麻痺は、血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。

また、個人差がありますが手術後の腫れや痛みを伴うリスクもあります。こちらは、時間経過と共に治まっていきますが、痛みが酷い場合は「痛み止め」の服用が可能です。

※メリット・副作用・リスクには個人差があります。

インプラント治療と、他の治療との違い

「入れ歯」や「ブリッジ」は天然の歯を治療しているのに対して、「インプラント」は人工物を埋入することから、治療内容が大きく異なります。

また、「差し歯」との違いは「歯根は残っているか・いないか?」という違いです。

歯根が残る差し歯では、治療時間や治療費が短め・安めというメリットの反面、変色や歯根の割れの可能性といったデメリットがあります。

 

ご説明

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

根管治療後どうやって治す どうかぶせる 


 



 


コア ファイバーポスト ファイバーコア 費用 料金 利点欠点  インレー 料金 セラミック

  

 

 

 

 

 

マウスピースについて 内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町歯科



 

オールセラミックス 根管治療 内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町歯科


10年ほど前に装着したセラミックインレーに痛みがあり来院され、当院にてマイクロスコープラバーダムを用いた根管治療を行いました。

その後はファイバーコアを土台として植立し、オールセラミックスを装着。

オールセラミックスは物理的にも化学的にも非常に安定した丈夫な素材、金属アレルギーの心配はありません。また透明度も高く、より美しくより自然な仕上がりとなります。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 


歯周病を治す インプラント? 内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町歯科

ご紹介で当院のホームページをご覧になり来院いただいた患者さまの症例。

で歯がゆれていたため、テレビで宣伝していた歯医者さんを受診されたところ、「全部抜いてインプラントにしましょう! 」と説明をされ、なんとかならないものだろうか?!というお気持ちでの来院でした。

当院の歯周病診断基準に従い、治療法を選択します。できるだけ抜かない、自分の歯に勝るものはありません。

レントゲン写真と歯周精密検査の結果、歯周病は高度に進行していました。

抜歯が避けられない歯、治療によって治すことできる歯はどれか?(抜歯の基準とは?なにか?)

当院ではできるだけわかりやすく患者さまに説明することを心掛けています。

治療をするのは歯科医師ではありますが、実際受けるのは患者さまです。

歯科治療を山登りで例えるならば、山を登るのは患者さま。困難な治療であればあるほど、登山は困難を極めます。それなりの準備(時間、期間、費用)と心構えが必要です。我々歯科医院はお手伝い、登るルート(治療計画と治療方法)をしめし、お手伝いをさせていただく役割です。一気に頂上までヘリコプターで!という方法はありません。やはり患者さまのお気持ちが必要なのです。そのためにも、可能な限り明確な治療計画(登山ルート) をたてて治療に臨むことは遭難をさけるためにも大切なのです。

本症例の患者さまは、周囲の歯に悪影響を及ぼす歯は早々に抜歯し、残すことのできる歯は、歯周外科治療や歯周再生治療を行い連結固定して残すこととなりました。インプラントはしません。

これから長い道のりではありますが、登山ルートは明らかです。治癒へという頂上目指して頑張りましょう!

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 


上顎前歯 抜歯即時インプラント 都内新橋内幸町霞ヶ関虎ノ門神谷町歯医者

右上前歯(黄色矢印)の歯が折れて当院を受診された症例の抜歯即時インプラント手術の症例報告です。

こんなとき、ブリッジにするか?インプラントにするか?とても悩むことでしょう。
(そんなときは、こちらをクリック!ご参考ください)

ブリッジ治療にはいくつかの問題点があります。 
「削ってつなげること」は、歯の負担をさらに大きくします。今後もこのようなことが起こらないようにするためには、インプラント治療がよいでしょう。


写真はかぶせものを除去した後の口内の状態です。歯は真っ二つに割れており、周囲は炎症を起こしていました。周囲の歯肉・歯槽骨を傷つけないように丁寧に抜歯しして、そのスペースにインプラントを設置します。通常のインプラント手術は、歯槽骨に穴をあけてインプラントを埋入設置します。抜歯即時埋入インプラント手術は、 歯槽骨に穴をあけることなくインプラント設置できることから、術後の痛みが少ない治療であり、手術回数・期間を大幅に短縮することが可能です。

アテロコラーゲンで傷口を覆い、痛みの軽減と治癒の促進を図ります。その後は仮歯を調整装着です。

仮歯はあらかじめ型どりをして模型をつくり、技工士に製作を依頼します。口内でさらに調整を行ったうえで装着します。しばらくはこの仮歯で過ごしていただきます。

術前術後を比較した口内写真です。審美的にも機能的にも遜色ない仕上がりです。
治療後の痛みは少なく、腫れることもありません。1週間後には抜糸をおこない、しばらくは1か月に1度のクリーニングとチェックです。

このまま約3~4カ月経過を観察し、埋入設置したインプラントが歯槽骨に結合するのを待ちます。3~4カ月後に2回目の簡単なオペを行い、その1か月後に型どり。2週間後には治療が終了です。

インプラント治療は、期間はかかりますが、通院回数は少なく、一般歯科治療に比べて患者さまの負担はかなり少ないものです。またインプラント治療の成功率も高く、98%以上と云われています。(当院の成功率はほぼ100%です)

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 


インプラントのリスク 喫煙・糖尿病 内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町歯科

インプラント治療に対する全身的なリスクファクター

1000名以上の患者に4600本以上のインプラント治療の失敗率を調べた 2005年 Int J Oral Maxillofac Implantの文献に掲載されているMoyらによると、上顎で8.16%、下顎で4.93%であったと報告されています。その中でも、高年齢(40歳以下で8.84%だったのに対して60~79歳で17.9%)、喫煙(20.0%)、糖尿病(31.3%)、放射線治療(31.82%)で優位に高いリスクがあることがわかっています。しかし、一方で、性別、高血圧、心疾患、肺疾患、ステロイド療法ではリスクはないとしています。

つまり、糖尿病・喫煙症例ではインプラント治療の失敗率が高まり、高血圧や心疾患などは影響を与えないことがわかりました。以下にインプラントの失敗に多大なる影響を与える糖尿病と喫煙についてご説明いたします。

糖尿病のインプラント失敗率は通常の3倍以上であると報告、喫煙も並んでリスクファクターとして重大と報告されています。いずれも末梢血流障害を伴っています。当院での歯周外科治療や歯周再生治療、抜歯等の症例からも、両疾患は創傷治癒が悪いことが明らかです。歯が抜けたままにすることは、「かめない」つまり咀嚼機能の低下につながります。咀嚼機能の低下により、脂質・炭水化物(糖質)食品への偏りが生じ、糖尿病発症を助長することがわかっています。「抜けたままにしない」「1つ1つの歯を大事にする」ことが、糖尿病を予防し、インプラントの失敗率を下げることになるでしょう。

喫煙は、全身的な多核型白血球の機能を下げ、免疫機能を減退させます。また血流速度を下げ、局所の血管を収縮させ、血流障害をもたらしているのです。
Bainらの報告 「インプラント失敗率は5.9%だが、喫煙者はその倍の11%であった」
Sanchez-Pessらの報告 「全体の失敗率は9.7%だが、喫煙者は15.8%で1日20本以上のヘビースモーカーに限れば30%以上の失敗率となる」
上記2つの文献発表からも、喫煙とインプラントの失敗率にはきわめて関連が深いといえるでしょう。禁煙にぜひチャレンジしてください!

骨粗しょう症(骨粗鬆症)がインプラントのリスクとなるかは未だ議論の分かれるところではありますが、内服薬として使用されているビスフォスフォネート製剤は、顎骨壊死を招く可能性があると報告されています。インプラント治療の際は、注意が必要でしょう。


―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 



根管治療のあとは白い歯で 都内新橋内幸町霞ヶ関虎ノ門神谷町歯医者



20代女性。当院とは永いお付き合いの患者さま。奥歯のむし歯が深くなっており、いよいよ治療しましょう!と重い腰を上げて頂き根管治療です。初めての根管治療は徹底的に!再根管治療は成功率が下がります。

根管治療後の歯は年々脆くなりやすい。差し込む土台にメタルは不向きです。ファイバーコアにてその欠点を予防します。その後は精密な型どりハイブリッドセラミックスを装着、治療は終了です。

”徹底した治療で何度も治療しない!”

こんな治療を当院は目指しています!

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 


 


根管治療の成功率 都内新橋内幸町霞ヶ関虎ノ門神谷町歯医者

むし歯は唾液中に存在する「細菌の感染症」です。細菌が歯を溶かし、神経にまで至ると根管治療が必要となります。感染した菌を除去して無菌化することが根管治療の目的です。

以下、根管治療の成功率です。

〇 抜髄(はじめての根管治療)→ 96%
〇 再根管治療(2度目以降の根管治療)
根尖病巣なし→98%
根尖病巣あり→62%

”根尖病巣”とは、唾液中のむし歯菌が歯を溶かし、神経に到達。そのまま歯根の先から外へ出て、周囲の歯槽骨を溶かして病巣をつくった状態をいいます。治療を先延ばしにすると根尖病巣ができてしまうのです。

根管治療は、どんなに無菌的処置を徹底しても、残念ながら、100%ではないのです。
また、根尖病巣のある再治療は治療成績が悪いのです。

① できるだけ早々にむし歯の治療をすること!
② はじめての根管治療は徹底的にすること(ラバーダムは必須)
とっても大切なことです。お忘れなきように!


再根管治療(2度目以降の根管治療)の成功率を以下に示します。

〇本来の根管形態が維持されている症例
根尖病巣がない場合  91.6%
根尖病巣がある場合  83.8%

〇本来の根管形態を逸脱した症例
根尖病巣がない場合  84.4%
根尖病巣がある場合  40.0%

歯根の先、神経の太さ(根管の太さ)は、約300μmです。
根管治療の不適際、根尖病巣による歯根尖の破壊などで、この300μmより大きな内径となることを「根管形態が維持されている 」といいます。

度重なる根管治療による根管形態の破壊+根尖病巣の存在により、再根管治療の成功率は格段に下がります。

①できるだけ早期に
②適切に(ラバーダム+マイクロスコープ
③1回目の根管治療は特に大切!

この3点を根管治療の際は注意したいですね!

 

再根管治療 vs インプラント 都内内幸新橋町霞ヶ関虎ノ門神谷町歯医者

60代男性、右上小臼歯の歯肉の腫れを主訴に来院されました。10年以上も前に神経の治療(根管治療)をしたとのこと。レントゲンを拝見すると、根管治療時に詰める根充材樹脂が根先端より外に漏出していました。その部位に膿が溜まり、歯ぐきが腫れていました。

当院常設の歯科用3D-CT装置にて診査を行います。
骨、歯などの硬組織を立体画像として診査することができます。治療前に診査することで、治療で治るのか?という確定診断をすることができます。

CTは立体画像だけでなく、X軸ーY軸ーZ軸でカットしたスライス画像を診ることで、より明確に診査することが可能です。

術前の診査で、根尖病巣の拡がりは レントゲンで見るよりも大きく、歯根先端は壊れており、周囲の歯にまで波及していることがわかりました。患者さまの「まずは根管治療をしてみたい!」とのご希望もあり、ラバーダムの上根管治療を開始、根管内の感染を除去しました。

根管内が原因の病巣であれば、根管内を無菌化すれば治癒します。しかしこの症例では治癒することはありませんでした。根管内を通り超え、根尖外に感染が広がっていました。

このような症例では、歯根端切除術を行いますが諸々の状況をを考慮した上で治療方法を選択します。

本症例では、患者さまと相談しました。様々な治療の成功率、それに掛かる費用・時間・期間・痛み、そしてその治療の予後(どのくらいもつのか?再治療の必要性があるのか?)などについてご説明させていただきました。

再根管治療インプラント

患者さま熟慮の結果、抜歯後にインプラント治療となりました。この歯をどうやってでも残す!ということではなく、可能な限り再治療をなくしたいとのご希望を第一に選択したインプラント治療。

患者さまによって治療法選択の基準は様々です。治療法も様々。治療法に正しいはありません。当院では十分なるコミュニケーションの上、治療に臨みます。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

インプラント治療について(保険外治療・自費治療)

治療内容

人工の歯の根をあごの骨に埋め込み、それを土台として人工の歯を作製します。

入れ歯やブリッジ治療とは違い、固定源があごの骨なので、咬合力が強く、他の歯に影響なく、欠損部分に人工歯を補綴することが可能です。

標準費用(自費・税別)

45万円(1本あたり)

インプラント治療は保険が適用とならないため注意が必要です。

治療期間・回数

インプラントの治療期間は、およそ数ヶ月~半年以上(手術内容・方法による)です。治療内容は、下記の①~⑤のような流れとなっています。

①カウンセリング~治療の検査・計画

②1次手術

③2次手術

④人工の歯を作製・装着

⑤定期検診(半年に1回程度)

インプラント治療では、2回の外科手術を行います。

1次手術でインプラントの埋入を行い、2次手術で土台を設置します。この土台は、アバットメントといわれ人工の歯を装着するために必要なものです。

1次手術と2次手術の間には、埋入したインプラントと骨の結合を確認するため、約3~6ヶ月間の治療期間があります。

口腔内の状況や治療内容により異なります。

メリット

歯を欠損された患者様がインプラント治療を行うことで、再びしっかりと強く咬め、美味しく食事を楽しめるようになります。隣の歯を削る必要もなく、ブリッジや入れ歯と比較して安定性に優れています。発音がしやすくなったり、セラミック歯で見栄えよく仕上げることができるので、笑顔に自信が持てるようになったりまします。

副作用やリスク

治療には手術を伴います。重度の歯周病がある場合脱離のリスクが高くなります。体質等によりインプラントと骨の定着が困難な場合があります。骨の状態により増骨等の処置が別途必要になります。全身疾患の持病がある場合は主治医にご相談ください。

また、埋入後に口腔内の衛生管理を怠ると、インプラント周囲炎に罹り、健康な天然歯が歯周病で抜けるのと同じように抜け落ちてしまう可能性があります。

インプラント治療のリスク

インプラント治療における主なリスクは下記の3つです。

①血管損傷

②神経麻痺

③手術後の腫れ・痛み

血管損傷・神経麻痺は、血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。

また、個人差がありますが手術後の腫れや痛みを伴うリスクもあります。こちらは、時間経過と共に治まっていきますが、痛みが酷い場合は「痛み止め」の服用が可能です。

※メリット・副作用・リスクには個人差があります。

インプラント治療と、他の治療との違い

「入れ歯」や「ブリッジ」は天然の歯を治療しているのに対して、「インプラント」は人工物を埋入することから、治療内容が大きく異なります。

また、「差し歯」との違いは「歯根は残っているか・いないか?」という違いです。

歯根が残る差し歯では、治療時間や治療費が短め・安めというメリットの反面、変色や歯根の割れの可能性といったデメリットがあります。